昭和美術館 紅葉の南山寿荘と有合庵で愉しむ茶会

昭和美術館は、 設立者である後藤幸三氏が長年にわたり父や妻とともに収集した書や茶道具を保存・研究・公開する目的で、1978年に名古屋に開館しました。
重要文化財4点を含む約800点を所蔵し、そのほとんどが茶道や和歌に関するものです。
開館45周年を迎える本年、「南山寿荘」や茶室「有合庵」を舞台にして、席主に地元名古屋の茶道家・柏露軒 神谷氏を迎えた特別な一会を催します。
昭和美術館の茶趣を堪能できる収蔵品と神谷氏所蔵の名品の取り合わせをお愉しみください。

【席主】
神谷宗チョウ(舎・長)(裏千家教授)

【内容】
濃茶席(展観席):南山寿荘 2階書院
薄茶席:有合庵
点心席(一宮 懐石 末木):南山寿荘1階
南山寿荘内茶室「捻駕籠席」の特別見学

◎アレルギーのある方は、必ず予めご連絡くださいますようお願い申し上げます
◎会場に直接お越しいただき、現地解散となります

「南山寿荘」
裏千家11代玄々斎の実兄であり、幕末に尾張藩家老を務めた渡辺又日庵によって、1832年に渡辺家別邸内に建立された茶室と書院を中心とした建物。
これを幸三氏が譲り受け、自らの趣向を加えて1936年に現在地へ移築。
1階の茶室「捻駕籠席」は2階書院に対して捻れたように角度をなして接続する。
書院には玄々斎好みの扇面散らしの欄間が見られることにより、建立には玄々斎の関与もうかがえる。
武家茶人の遺構として大変貴重で、愛知県指定文化財に指定されている。

開催日
2023年12月2日(土)・3日(日)
会場
昭和美術館(名古屋市)
時間
1席目 9:30~
2席目 10:30~
3席目 11:30~
4席目 12:30~
5席目 13:30~
※各席とも「薄茶席→濃茶席・展観席→捻駕籠席 見学→点心席」の順にご案内いたします
※ご都合のよいお日にち、お席をお選びください
会費
30,000円(税込)
定員
1席 15名

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